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ジムニーとジムニーシエラの違いをサイズ・価格・機能に分けて徹底比較!各車種に向いている人の特徴も

2025.01.20

この記事の監修者
営業本部部長
由佐 朋也
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新卒からビッグモーターに入社し6年ほどセールスで従事し退職。その後、BUDDICAに入社。創業メンバーとしてセールス、店長、営業本部部長を経験。新店舗・新規事業の立ち上げ、カルチャーの浸透に従事。現在はBUDDCIA DIRECTのセールスとして全国へ愛車を届けています。

「ジムニーのような外観の車が欲しいけれど、どんな車種にしようか悩んでいる」という人は多くいます。

特にジムニーとジムニーシエラは見た目が似ているので、どちらを購入しようか迷ってしまいますね。

この記事では、ジムニーとジムニーシエラの違いをサイズ・価格・機能に分けて詳しく紹介します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ジムニーとジムニーシエラの違いとは?

ジムニーは、1970年に発売が開始されたオフロード車。現行モデルは4代目で、2018年に発売されています。全グレードが4WD仕様となっており、軽自動車でありながら頑丈な作りなので「オフロードも走れる、タフでおしゃれな車が欲しい」という方に最適な車です。

一方、ジムニーシエラは1993年に発売開始された車です。ジムニーをベースに作られていますが、横幅が一回り大きな普通車で、ジムニーの上級モデルのような位置づけになっています。

基本的な外観・内装は似ていますが、軽自動車と普通車という違いがあるため、大きさやエンジンの排気量が異なります。

 

ジムニーとジムニーシエラのサイズの違い

まずは、ジムニーとジムニーシエラのサイズの違いについて詳しくご紹介します。

1. 外観

ジムニー ジムニーシエラ
全長 3,395㎜ 3,550㎜
全幅 1,475㎜ 1,645㎜
全高 1,725㎜ 1,730㎜

外観での1番の違いは、車幅です。ジムニーシエラはオーバーフェンダーが採用されていることで、横幅が広くなっています。

一方ジムニーは軽自動車の規格の上限である1,475㎜に収まる車幅で、バンパーもシンプルなデザイン。ジムニーシエラと比較して、コンパクトでスッキリとした印象の外観となっています。

 

2. 内装

ジムニー ジムニーシエラ
室内長 1,795㎜(XGのみ1,770㎜) 1,795㎜
室内幅 1,300㎜ 1,300㎜
室内高 1,200㎜ 1,200㎜

ジムニーシエラは普通車ですが、乗車定員はジムニーと同じ4人です。そのため、内装の基本的な大きさはほぼ同じ。デザインや構造もほぼ同じになっています。

ただし、それぞれのモデルでグレードによって、シートの稼働有無・素材・装備などの細かな違いがあります。

例えば、ジムニーの最廉価グレードのXGでは、後部座席の背もたれが一体型となっていて、ヘッドレストもついていません。しかし、ジムニーシエラを含む他のグレードでは、背もたれが分割式になっていたりします。

グレードによって細かな違いがあるので、用途に合った車を選んで購入したいですね。

 

3. 荷室

ジムニー ジムニーシエラ
荷室開口高 850㎜ 850㎜
荷室開口幅(上) 1,030㎜ 1,030㎜
荷室開口幅(下) 1,015㎜ 1,015㎜
荷室開口地上高 760㎜ 765㎜

内装と同じく、荷室に関しても基本的な形状や容量はほぼ同じです。

最低地上高の違いによって、ジムニーシエラの方が荷室開口地上高がジムニーより5mm高くなっていますが、荷物の乗せ降ろしに大きな影響を与えるほどの差はありません。

ただし、荷室に関してもジムニーの最廉価グレードXGには、他のグレードには備わっているラゲッジボックスが設けられていません。荷室にこだわりをお持ちなら、グレードによる違いは確認する必要があるでしょう。

 

ジムニーとジムニーシエラの価格の違い

続いては、ジムニーとジムニーシエラの価格の違いについてご紹介します。

 

1. グレードの種類

【ジムニー】

5MT 4AT
XC 1,903,000円 2,002,000円
XL 1,780,900円 1,879,900円
XG 1,654,400円 1,753,400円

【ジムニーシエラ】

5MT 4AT
JC 2,084,500円 2,183,500円
JL 1,962,400円 2,061,400円

(2024年12月時点での価格です)

そこまで大きな価格差があるわけではありませんが、普通車なだけあって、ジムニーシエラの方が若干高価です。また、グレードによっても価格に差が出てきます。

ジムニーのXGは、価格が抑えられているだけあって後部座席の背もたれが一体型となっていたり、ラゲッジボックスが搭載されていなかったりします。

一方、ジムニーのXC・ジムニーシエラのJCでは、メッキ加飾や本革などが使用されており、内外装の装飾や質感にこだわりがある方にも人気です。

内外装には若干差がありますが、両車全グレードに「スズキセーフティーサポート」が搭載されているため、どのグレードを選んでもしっかり安全性能が確保されているのは嬉しいですね。

 

2. 燃費

【4AT】

ジムニー ジムニーシエラ
カタログ燃費(WLTCモード) 14.3㎞/L 14.3㎞/L
実燃費 12.7㎞/L 12.0㎞/L

【5MT】

ジムニー ジムニーシエラ
カタログ燃費(WLTCモード) 16.6㎞/L 15.4㎞/L
実燃費 13.8㎞/L 13.6㎞/L

上の表のとおり、カタログ燃費だと、4ATでは燃費は同じ。5MTでは、ジムニーの方が1.2㎞/L燃費が良いと言われています。

燃費は使用環境や使い方などの要因で変動しますが、実燃費でも、4AT・5MTともにジムニーの方がわずかに燃費が良い、という結果になっています。

この違いを生み出している原因は、エンジンと車体重量の違いだと考えられます。

ジムニーは直列3気筒インタークーラーターボを、ジムニーシエラは直列4気筒ノンターボを使用しています。ジムニーシエラの方が、排気量が大きくて出力が高いエンジンで車体も大きいため、必然的により多くの燃料を消費する傾向にあるのです。

 

3. 維持費

ジムニー ジムニーシエラ
カタログ燃費(WLTCモード) 16.6㎞/L 15.4㎞/L
実燃費 13.8㎞/L 13.6㎞/L
自動車税 10,800円 30,500円
ガソリン代※1 約114,286円(14㎞/Lで計算) 約123,077円(13㎞/Lで計算)
車検代※2(2年間毎) 約100,000円 約120,000円
任意保険※3 約50,000円/年 約56,000円/年
合計 約275,086円 約329,577円

※1:年間1万㎞走行、レギュラーガソリン160円/Lで計算
※2:車種や整備内容による
※3:保険会社や条件による

走行環境にもよりますが、ジムニーとジムニーシエラは燃費に大きな差はないため、ガソリン代はそれほど差が出ません。

しかし、ジムニーは軽自動車でジムニーシエラは普通車。軽自動車であるジムニーの方が、維持費は断然安いです。

ちなみに、表で算出した項目の他に高速道路・一部の有料道路・一部のフェリーなどでも、普通車よりも軽自動車の方が安い価格設定になっています。移動が多い方やランニングコストを重視したい方には、ジムニーが向いているといえるでしょう。

 

ジムニーとジムニーシエラの機能の違い

ここからはジムニーとジムニーシエラの機能の違いについて、さらに詳しくご紹介します。

 

1. 排気量

ジムニーとジムニーシエラは搭載しているエンジンが異なるため、排気量に差があります。

軽自動車であるジムニーの排気量は、658㏄。日本の自動車の規格では、軽自動車の排気量は660㏄以下と定められているため、ジムニーは最大限の排気量で設計されています。

一方、ジムニーシエラの排気量は、1,460㏄。ジムニーよりも排気量が多い普通車なので、高速道路や登坂路でもパワフルな走りを楽しめます

 

2. 乗り心地

ジムニーもジムニーシエラも、乗り心地は大きく変わりません。どちらも、街中での運転が多い場合は少し注意が必要です。

そもそも、ジムニーとジムニーシエラは悪路での走破性や耐久性を重視して開発されています。

そのため、舗装された道路を走っていると轍にハンドルを取られたり、小さな凹凸で大きく車が揺れたりします。動力性能やボディの強さに特化しているので静粛性も低いです。他の車種と比べると個性の強い車ですが、こういった特徴も好意的に感じられる方とは非常に相性が良いですね。

 

3. 安全機能

ジムニーとジムニーシエラはどちらもスズキ車種のため、安全性能は同じです。基本的な安全装備に加えて、「スズキセーフティサポート」が全グレードに標準装備されています。

ただし、後席シートベルトリマインダー・ヒーテッドドアミラー・ヘッドランプウォッシャーの各機能はグレードによる違いがあるので、欲しい機能が希望のグレードで搭載されているのかしっかり確認しましょう。

 

ジムニーが向いている人の特徴

ジムニーは、街乗りがメインでたまにオフロードを楽しみたい方、経済性を重視する方に向いています。

軽自動車のため小回りがききやすく、狭い道や駐車場でも運転しやすい上にオフロードにも対応できるため「週末にアウトドアなどのレジャーで悪路を走る可能性がある」というニーズにはピッタリ。

さらに車両本体代・ガソリン代・税金・車検代などの諸経費を抑えられるので、ランニングコストを抑えたい方には、ジムニーシエラよりもジムニーが向いているでしょう。

 

ジムニーシエラが向いている人の特徴

ジムニーシエラは、高速道路や長距離運転での快適性、迫力ある外観や本格的なオフロード走行を楽しみたい方に向いています。

これは、ジムニーよりも排気量が多く、高速道路や長距離走行でも快適に走行できるからです。

オーバーフェンダーの外観により、ジムニーよりも力強い印象を与えてくれるので、外観にこだわりがある方や、車の運転をより楽しみたい方にはジムニーシエラが向いているといえるでしょう。

 

中古車なら100万円以下で購入できることも

ジムニーとジムニーシエラは人気が高く、中古車市場でも高値で取引されることが多い車種です。これは、新車の場合納車時期が注文からおよそ1年〜2年近くになるためといわれています。新車と比べて、納車が早い中古車の需要が高く、結果的に価格が落ちにくくなっているのです。

しかし、追加のアクセサリーの有無・年式・走行距離などによって、中古車での価格帯は大きな幅があります。なかには100万円以下で購入できる車もあり、お気に入りの車種を手ごろな価格で購入することも夢ではありません。

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