シエンタの荷室サイズを徹底解説|5人乗り・7人乗りの、それぞれの特徴も
2024.12.22
シエンタは、コンパクトミニバンとして人気の車です。
・シエンタの購入を検討しているが、コンパクトミニバンだと荷室が狭そう
・荷物の積み下ろしが多いので、購入前に利便性を確認したい
という方も多いでしょう。この記事では、シエンタの荷室のサイズを詳しく紹介します。
目次
シエンタの特徴
2003年に発売されたコンパクトミニバンのシエンタ。2024年5月には、新型モデルが発表されました。
シエンタは、5人乗り2列シートと7人乗り3列シートが選べます。
ミニバンですが、5ナンバーというコンパクトな車体で小回りが利くことは、大きな特徴と言えるでしょう。また、乗り降りのしやすさやシートアレンジの多彩さも人気の理由です。
さらに、新車価格は5人乗りで1,995,200円〜3,194,600円(税込)、7人乗りで2,035,200円〜3,234,600円(税込)とミニバンとしては求めやすい価格帯となっています。
燃費も、WLTCモードで18.3〜28.4㎞/Lと経済的な走行が可能。他のミニバンと比較して安価で低燃費のため、費用面でのコスパの良さも外せない特徴です。
ミニバンの良さを持つ一方で、初期費用や維持費は経済的で乗り降りのしやすさも実現している車種のため、幅広いニーズに応えられる一台です。
シエンタ荷室のサイズ
前述のとおり、シエンタには5人乗り2列シートと7人乗り3列シートのグレードがあります。ここでは、各モデルの荷室のサイズについて詳しくご紹介します。
荷室の寸法
仕様 | 2列シート | 3列シート |
荷室高 | サイズ1,055㎜※1 | サイズ1,105㎜※1 |
荷室幅 | サイズ1,265㎜ | サイズ1,265㎜ |
開口部高さ | サイズ1,070㎜ | サイズ1,070㎜ |
荷室フロア高 | サイズ565㎜※2 | サイズ505㎜※3 |
トランク容量 | 容量693L~1,860L | 容量177L〜1,818L |
・数値は社内規定値。測定箇所により数値は異なります。※1:二室中央付近。※2:E-Fourの場合は585㎜となります。※3:E-Fourの場合は525㎜となります。
シエンタの荷室は、高さと広い開口部が特徴です。
自転車のような高さや大きさのある荷物の乗せ降ろしが可能。それだけでなく、荷室のフロア高も505〜565mmと低床設計のため、荷物の出し入れが楽にできます。
荷物の乗せ降ろしが多い方や大型の荷物が多い方には特におすすめの荷室デザインです。
荷室の長さ
仕様 | 2列シート | 3列シート |
ノーマルモード | サイズ840㎜ | サイズ(なし) |
サードシート | サイズ(なし) | サイズ990㎜※1 |
アレンジモード | サイズ(なし) | サイズ990㎜※1 |
フラットラゲージモード | サイズ2,045㎜ | サイズ1,525㎜※2 |
・数値は社内規定値。測定箇所により数値は異なります。※1:セカンドシートスライド最前端時。※2:セカンドシートクッションからの長さ。シートレッグからの長さは1,430㎜。
5人乗り2列シートの場合、後部座席を使用したままでも840mmという十分な荷室の長さがあります。
7人乗り3列シートの場合には、乗車人数を増やしている分、ノーマルモードでは荷室スペースはほとんどありません。しかし、サードシートはセカンドシートの下に格納可能で、その場合5人乗り2列シートの場合とほぼ同じ広さの荷室が確保できます。
また大きな荷物の積載時には、2列シート・3列シートどちらの場合でも、後部座席をフラットラゲッジモードにすることで、広い荷室を作り出すことが可能です。
シートアレンジによって、荷物の積載量が大きく変わるため、さまざまな荷物の積載に対応できる車です。
選べる2種類のシート設定
5人乗り2列シートと7人乗り3列シートではシート設計に違いがあります。ここでは、それぞれのグレードでの特徴をご紹介します。
「5人乗り」の特徴
ノーマルモードでも大きな荷室空間が特徴です。
リアシートは前方に倒すことで荷室からフラットに続く空間が確保できます。特に5人乗りでフルフラットラゲージモードにした場合、荷室長が2mを超えるので、車中泊でも窮屈さを感じることなく過ごせるでしょう。
フラットな荷室や荷室の広さは、荷物の運搬だけでなく、アウトドアや車中泊といったレジャーでも活躍間違いなしです。
「7人乗り」の特徴
コンパクトな車体でありながら、7人乗りができることが大きな特徴です。
7人乗り3列シートモデルの場合は、ノーマルモードでは荷室の狭さは否めません。しかし、その分シートアレンジが多彩です。サードシートは5:5分割、セカンドシートは6:4分割で倒すことができ、サードシートはセカンドシート下に格納可能です。シートアレンジを活用することで、広い荷室の確保ができます。
また、3列シートの場合には、セカンドシートが前後にスライド可能。状況に応じて簡単に荷室長を変更できるだけでなく、セカンドシートの足元の空間を広く取ることもできます。
後部座席でも窮屈さを感じることなくドライブを快適に楽しめるでしょう。
シエンタの荷室が使いやすいわけ
シエンタの荷室が使いやすい代表的な理由を2つご紹介します。
広い開口部で作業しやすい
シエンタの荷室は、開口部の高さが1,070㎜あるので、自転車などの高さや大きさのある荷物の積載が可能です。それだけでなく、地上から505〜565㎜という低床設計になっているため、楽に荷物の乗せ降ろしができます。
広い開口部の荷室は、荷物の乗せ降ろしでの心身の負荷を軽減することにつながります。
多彩なシートアレンジ
シエンタは、シートアレンジが多彩です。5人乗り2列シート・7人乗り3列シートでのシートアレンジの方法をご紹介します。
【共通のシートアレンジ】
- ノーマルモード…通常の乗車モード。
- フロントシートフラットモード…フロントシートのヘッドレストを外して後方に倒すことでセカンドシートとつながる。
- ハーフラゲージモード(最大3名乗車)…セカンドシートの片側を格納することで、長さのある荷物の積載が可能。
- フラットラゲージモード(最大2名乗車)…【5人乗り】セカンドシートを前方に倒して後方をフラットにできる。【7人乗り】サードシートをセカンドシート下に格納し、セカンドシートをタンブル機構で折りたたむ。
【5人乗り】
- セカンドシートは6:4分割でチルトダウン機構…セカンドシートは簡単に前方へ倒すことができ、荷室からフラットに格納可能。
【7人乗り】
- サードシートは5:5分割でダイブイン機構…サードシートは5:5で分割で稼働し、セカンドシートの下へ格納することが可能。
- セカンドシートは5:5分割でタンブル機構…最前列へスライドした上で前方へ回転させながら折りたたむことが可能。
- セカンドシートは前後スライド式…前後スライドすることで荷室長さを簡単に変更可能。
荷室以外にも魅力が満載!
シエンタは荷室の他にも魅力が満載です。ここでは、シエンタの多彩な魅力についてご紹介します。
広い室内空間
シエンタは広い室内空間が魅力の一つです。
7人乗り3例シートの場合でも、各シートの足元のスペースは、コンパクトミニバントップクラスの空間となっています。また、シートアレンジによっては、車中泊も可能な広さも確保できます。
ドライブやアウトドアなどさまざまなシーンで、快適に車内で過ごすことが可能な広さです。
換気性能
メーカーオプションで、天井にサーキュレーターとエアコンにナノイーXの取り付けが可能です。
サーキュレーターは、風速と向きを調整することで、車内の空気を効率良く循環させることができます。暑い日や寒い日にも、早く車内を快適な温度にすることが可能です。
ナノイーX(※1)発生装置は、エアコンの吹き出しにの取り付けをすることで、車内の菌・ウイルス・臭いを抑制する効果があります。また、ナノイーXは弱酸性で肌や髪にやさしい効果が期待でき、使用者に負担をかけない風で、車内の空気環境を快適に保つことができるでしょう。
※1ナノイーXはナノイーより効果の元であるOHラジカルをより多く含む粒子イオンです。ナノイーおよびナノイーマークはパナソニック ホールディングス株式会社の商標です。
豊富な収納スペース
フロントシート・後部座席それぞれに豊富な収納スペースが用意されています。
ドリンクホルダーはもちろん、小物を置けるスペースが各所に満載です。また、肘掛けの横やフロントシート後方フックがあったりと細やかな装備がそろっています。
車を使用していてよくある、ちょっとした小物の置き場に困ったり、後からフックを買ってつけたりといった困りごとがなくなるでしょう。
乗り降りが楽
シエンタはセカンドシートの乗り込み高さが、地上から330mmという低床設計になっているため、乗り降りが楽にできます。
また、センターピラーには手をかけられるグリップを装備。フロントドアにもプルハンドル付近にグリップがあり、プルハンドル位置自体も持ちやすい位置に設計されています。
特に子供や高齢者など、1人での乗り降りに不安のある方でも安心できるデザインです。
狭い道でも運転しやすい
“トヨタ最小ミニバン”というフレーズどおり、7人乗りが可能なシエンタですが、車体は5ナンバーに収まるほどコンパクトです。
コンパクトな車体を活かして小回りが利きやすいため、狭い道や駐車場なども運転しやすくなっています。
狭い道での運転が多い方には、魅力的な一台となるでしょう。
非常時に便利なコンセントも
最近では、災害時の自家用車の役割も大きくなっています。
シエンタは充電用USB端子だけでなく、インパネ部と荷室の2カ所にコンセント(AC100V・1500W)が備わっています。ガソリンを電気に変換することができ、車両を停止した状態で、非常電源として使用可能です。
通常のコンセントを使用できるため、いざという時には非常に便利な装備です。
シエンタを購入するなら、BUDDICAダイレクトで!
今回は、シエンタの5人乗り・7人乗りの特徴についてそれぞれ解説しました。
5人乗り・7人乗りそれぞれの良さがあるので、ご自身の条件やライフスタイルに合うグレードをしっかり検討してみてください。
もし、どのシエンタにしようか迷ってしまう場合には、ぜひBUDDICAダイレクトへご相談ください。5人乗り・7人乗りだけでなく、旧モデルや新モデル、年式などさまざまな条件の中からお客様に最適な一台をご提案させていただきます。
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