【要注意】盗難車ランキングTOP10!盗難前後にできるおすすめの対策方法も
2024.11.23
車は単なる移動手段ではなく、生活の一部であり、大切な資産です。
愛車の盗難リスクが年々高まっている中「盗難被害にあったらどうしよう」と不安に感じてしまう人は多いでしょう。
この記事では、車が盗難されやすい県と、盗難されやすい車両のランキングを紹介します。
盗難されないための対策や、盗難後、早期発見するための対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
千葉県・愛知県・埼玉県は車両盗難が多い
画像:https://drive.google.com/file/d/10vdLvldqNN2WeHmWpGy4_cyc3E1H_zI2/view?usp=sharing
2024年の車両盗難ランキングが発表されました。
このランキングは、警察庁の生活安全企画課が公表したデータに基づいています。
近年、車両盗難件数は減少傾向にありましたが、2023年は前年比で若干増加し、5,734件となりました。
これは2004年のピーク時(64,223件)と比べると大幅に減少していますが、依然として注意が必要です。
特に上位5都道府県で全体の55%を占めており、地域による偏りが顕著です。
上位5都道府県とは、
1位 千葉県(746台)
2位 愛知県(698台)
3位 埼玉県(683台)
4位 神奈川県(461台)
5位 大阪府(447台)
となっており、埼玉県以外は港が近いという傾向が見られます。
該当する府県にお住まいの方は、特に盗難対策に注力することが必要かもしれません。
それでは、盗難されやすい車種のTOP10を見ていきましょう。
【最新】2024年車両盗難ランキングTOP10
第1位 アルファード
2024年の車両盗難ランキング第1位は、トヨタのアルファードで700台が盗難被害に遭いました。
アルファードが狙われる理由として、以下の点が考えられます。
- 高級ミニバンとしての人気が高く、需要が大きい
- 新型モデルの登場で注目度が上がり、中古車市場での価値も高くなっている
- 法人利用やリースでの使用が増えたことで、台数自体が増加している
高級車であることと需要の高さが、窃盗団の標的となる要因となっています。
第2位 ランドクルーザー
第2位はトヨタのランドクルーザーで、643台が盗難被害に遭いました。
前年の710台から若干減少していますが、依然として高いリスクにさらされています。
ランドクルーザーは国内外で人気の高い大型SUVで、特に中古車市場での需要が高いことが盗難の主な理由と考えられます。
また、300系の新型モデルが登場したことで、旧型モデルも含めた全体的な需要が高まっていることも影響しているでしょう。
SUVの特性上、オフロード走行も可能なため、盗難後の転売や海外への不正輸出にも使われやすい点も盗難リスクを高めています。
第3位 プリウス
第3位はトヨタのプリウスで、428台が盗難被害に遭いました。
前年の477台から若干減少していますが、依然として盗難リスクは高い状態です。
プリウスが狙われる理由として、以下の点が挙げられます。
- ハイブリッド車の先駆けとして普及台数が多いこと
- 部品の需要が高く、盗難後に解体されて部品として転売される可能性がある
- 一部の部品(特にバッテリー)が高価である
- 新型モデルの発売に伴い、中古車市場での需要も高まっていること
ハイブリッド車も例外なく盗難のターゲットになっているという実態が浮かび上がっています。
第4位 レクサスLX
第4位はレクサスLXで、261台が盗難被害に遭いました。
前年の344台から減少していますが、依然として高級車ブランドの中でも盗難リスクが高い車種です。
特に注目すべき点は、地域による盗難率の違いです。例えば、千葉県では1,000台あたり32.7台という高い盗難率を示しています。
これは他の地域の10倍以上の率であり、千葉県のLX所有者は特に注意が必要です。
レクサスLXが狙われる理由としては、以下のことが考えられます。
- 高級SUVとしての価値が高い
- 海外での需要が大きい
- 部品の転売価値が高い
高級車ブランドの中でも特に注意が必要な車種といえるでしょう。
第5位 ハイエース
第5位はトヨタのハイエースで、187台が盗難被害に遭いました。
前年の134台から増加しており、商用車の中では特に盗難リスクが高い車種といえます。
ハイエースが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 商用車として広く普及しており、台数が多い
- 荷室が広く、様々な用途に転用できる
- 部品の需要が高く、解体後の転売価値も高い
ただし、1,000台あたりの盗難率は0.2台程度で、他の上位車種と比べると比較的低いのが特徴です。
商用車を所有する方は、車内に貴重品を置かない、確実に施錠するなどの基本的な対策を徹底することが重要です。
第6位 キャリー
第6位はスズキのキャリーで、115台が盗難被害に遭いました。
軽トラックが上位にランクインしていることは、多くの人にとって意外かもしれません。
キャリーが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 普及台数が非常に多い
- セキュリティ対策が比較的簡素な場合が多い
- 農村部や郊外での使用が多く、鍵をつけたまま駐車されることがある
実際、盗難されたキャリーの中には、鍵がついたままだったケースも少なくないと報告されています。
軽トラックの所有者は、大型車に劣らぬセキュリティ対策が必要だということを認識しましょう。
第7位 ハイゼット
第7位はダイハツのハイゼットで、こちらも軽自動車が上位にランクインしています。
ハイゼットが狙われる理由は、キャリーと類似しています。
- 普及台数が多い
- セキュリティ対策が簡素な場合がある
- 使用環境によっては鍵をつけたまま駐車されることがある
さらに、近年では軽自動車の海外需要が高まっており、特に東南アジアやアメリカなどで人気が出ていることも盗難リスクを高めている要因の一つと考えられます。
軽自動車だからといって油断せず、大型車と同様のセキュリティ対策を講じることが重要です。
第8位 レクサスRX
第8位はレクサスRXで、88台が盗難被害に遭いました。
前年の188台から大幅に減少していますが、依然として注意が必要です。
レクサスRXの1,000台あたりの盗難率は0.8台で、ランキング上位の車種の中では比較的低い値となっています。
しかし、高級SUVとしての価値が高く、海外での需要も大きいため、盗難のターゲットになりやすい車種の一つです。
第9位 クラウン
第9位はトヨタのクラウンで、81台が盗難被害に遭いました。
前年の139台から減少していますが、依然として高級セダンの中では盗難リスクが高い車種の一つです。
クラウンの1,000台あたりの盗難率は0.1台で、ランキング上位の車種の中では最も低い値となっています。
しかし、高級車としての価値や部品の需要の高さから、依然として盗難のターゲットとなっています。
特に新型モデルが発売された直後は注目度が高まり、盗難リスクが上昇する傾向にあります。
セダン型の高級車所有者も油断せず、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。
第10位 レクサスLS
第10位はレクサスLSで、71台が盗難被害に遭いました。
前年から4台増加しており、フラッグシップモデルとしての価値の高さから、依然として盗難のターゲットとなっています。
レクサスLSが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 高級車としての価値が非常に高い
- 海外での需要が大きい
- 部品の転売価値が高い
対策として、レクサス専用のセキュリティシステムの導入や、保険加入の際に盗難補償を確認することも効果的です。
フラッグシップモデルの所有者は、その価値に見合った高度なセキュリティ対策を講じることが求められます。
おすすめの盗難対策
車の盗難を防ぐには、普段からしっかりした対策を取ることが大切です。
ここでは、盗難されないためにできる事前対策と、万が一盗まれてしまっても早期発見につながる方法を紹介します。
盗難されないための対策
車両の盗難を防ぐには、犯人に「この車は狙いにくいからやめておこう…」と、思わせることが大事です。
必ずカギを施錠する
盗難被害の約26%は、カギのかけ忘れが原因だと言われています。
自宅やコンビニの駐車場などで「すぐ戻ってくるから…」と油断して、エンジンをかけたまま車を離れるのはとても危険です。
カギの施錠は防犯対策の基本です。どんなに短い時間でも、しっかり施錠をしましょう。
ハンドルロックを使用する
車両を物理的にロックすることで、犯人に「この車は盗みにくい!」と思わせることができます。
ハンドルロックやタイヤロックなどの装着がおすすめです。切断されにくい、頑丈なバー式の製品を選ぶと、より高い抑止力が期待できますよ。
特に、盗難リスクの高い県に住んでいる方や盗難リスクの高い車種に乗っている方にいる方は、こうした対策を取り入れましょう。
駐車する場所を工夫する
「CANインベーダー」と呼ばれる盗難手口を防止するためには、駐車する時に車の左側を壁際に寄せて停めることが大切です。
CANインベーダー は、車両の左前タイヤ付近から電子機器を接続して車の操作を乗っ取ります。車の左側を壁際に寄せることで、犯人が機器を接続しにくくなるため、盗難リスクを低くできると言われています。
また、駐車する際には防犯カメラが設置された場所・ガレージ内・人通りが多く明るい場所を選ぶと、さらに安全性が高まりますよ。
振動センサー付きカーアラームを取り付ける
振動センサー付きのカーアラームは、車両が揺れたりドアが開けられた際に、警告音を出す防犯アイテムです。
大きな音が出るため、盗難を防ぐのにとても効果的です。特に、電池式のアラームは取り付けが簡単なので、ぜひ車内のドア付近に設置してみてください。
カギを正しく管理し、後付けアイテムで盗難対策を強化する
盗難リスクを下げるためには、鍵を正しく管理することも有効です。
最近はスマートキーの電波を悪用して車のカギを開ける「リレーアタック」という手口が増えています。このリレーアタックは、スマートキーを電波遮断ケースやアルミ製容器に保管することで予防できます。
イモビライザーなど、エンジン始動を防ぐ電子機器を装着すればより盗難防止効果を高めることもできますので、ぜひ試してみてくださいね。
盗難後、早期発見するための対策
「しっかり盗難対策していたのに、車が盗まれた!」という事態に備えて、早期発見につなげる準備をすることも大切です。ここでは、盗難された後に車を追跡して、見つけやすくするための方法を紹介していきます。
GPS追跡装置を取り付ける
GPS追跡装置は、車が盗まれた際に車両の位置をリアルタイムで追跡できる便利なアイテムです。
純正品に加えて、後付けのGPS装置を追加で装着しておきましょう。後付けのGPSは、犯人に発見されにくい所に設置してくださいね。
エアタグを活用する
小型の位置追跡デバイスの「エアタグ」を、車内に隠しておくのも効果的です。スマートフォンと連携して車の位置が分かるため、盗難後の捜索にとても役立ちます。
カップホルダーの下や隙間など目立たない場所に隠しておくと、犯人に見つからずに車の行方を追えますよ。
車両保険に加入する
盗難補償がついた車両保険に加入しておけば、もし被害にあった場合でも金銭的な面でカバーできます。保険に加入しているかどうか、契約内容を再度確認しておきましょう。
ナンバープレート盗難防止ネジを設置する
盗難車両が偽装される際には、ナンバープレートを付け替えられるケースが多くあります。これを防ぐには、取り外しが難しい特殊なナンバープレート用の防犯ネジを使うのがおすすめです。
ナンバーがそのまま残れば、警察や監視カメラによる追跡もしやすくなり、早期発見へとつながります。
盗難リスクの高い車をお持ちの方は、きちんと対策しておきましょう
ここまで、盗難されやすい車種や、盗難されないための対策を紹介してきました。
ランドクルーザーやアルファードなどの高級車や人気車種は、盗難の標的になりやすい傾向があります。こういった車に乗っている方やこれから購入しようと考えている方は、きちんと対策しておくことが大切です。
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